・平成30年度(第19回)技術担当者会議


1.日時:2018年9月26日 15:00~17:15

2.場所:パレス宮城野 2階 はぎの間

3.次第:

(1)開会の挨拶:(15:00~15:10)

(2)講演会

講演1:(15:10~16:10)
演題:地名から知る災害への警鐘
講師:日本地名研究所 理事 太宰 幸子 氏

講演2:(16:10~17:10)
演題:自転車活用推進計画の概要について
講師:株式会社ドーコン 東京支店 事業部 グループ長 小美野 智紀 氏

(3)閉会の挨拶:(17:10~17:15)

(4)懇親会:(17:30~19:30)

パレス宮城野 3階 けやきの間

4.会場状況

 

5.参加者:

建設コンサルタント協会 東北支部協会員 55名 

6.建コン担当者:

環境専門委員会:小島 淳 /平嶋 賢治/石毛 孝慈/長谷川 啓一

防災専門委員会:尾崎 裕司/重清 浩司/落合 達也/松山 一昭

 

7.講演概要

 地名から知る災害への警鐘

過去の災害履歴を今に伝える地名に関し、注意すべき地名と地形・地質との関わり、その由来について実際の地名をあげて講演頂いた。

 ②自転車活用推進計画の概要について

自転車活用推進計画に対し、「自転車活用推進に関する施策の動向」、「経緯」、「具体的な内容」、「自転車政策が進む方向」について、策定に至る背景や海外の事例を交えて講演頂いた。

 

8.意見・質問

 地名から知る災害への警鐘

Q1:本日紹介いただいた漢字以外に「鶴」や「桜」の由来を教示いただきたい。

A1:「鶴」は、鍋のつる、藤のつる、からきており、川が曲流する場所のことで洪水多発地帯を指す。

また、「桜」は、「サ」と「クラ」にわかれて、「サ」は接頭語、「クラ」は崩れやすい地形を指す。

 ②自転車活用推進計画の概要について

質問なし

 

9.所感

「地名から知る災害への警鐘」では、一見、良い印象を受ける漢字を用いた地名が、実際は当て字でつけられていることが多く、音(呼び方)にこそ過去の災害履歴が含まれていることを紹介いただき、我々が業務で現地踏査を行う際の重要なポイントとなる情報を提供いただき有意義な講演であった。

「自転車活用推進計画の概要について」では、環境にやさしく、災害時の移動・輸送や国民の健康増進に寄与する自転車の有効性を再確認することができた。また、この計画の目的として、【国民一人一人のQOLの向上】を掲げたことへの強い想いをうかがい知ることができ有意義な講演であった。