・平成29年度 現場見学会(JR気仙沼線 面瀬川橋りょう見学)


1.見学日時:2017年10月18日 13:00~15:00

2.見学場所: 宮城県気仙沼市松崎尾崎~松崎片浜地内
  JR気仙沼線災害復旧工事(施工会社:㈱大林組)

3.見学内容: 東北地方太平洋沖地震に伴う災害復旧
  ①JR気仙沼線面瀬川橋りょう新設工事
  ②JR気仙沼線面瀬川護岸工事他

4.現場状況:気仙沼市松崎尾崎(松崎片浜)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5.参加者: 建設コンサルタント協会 東北支部協会員 15名

6.建コン担当者: 地盤専門委員会:菖蒲 幸男
  防災専門委員会:尾崎 裕司

7.現地見学の概要
  ①工事の概要
  震災により津波被害を受けたJR気仙沼線は、BRT(Bus Rapid Transit)として改築工事を行っており、今回見学を行ったのは気仙沼市の面瀬川橋りょうである。下部工の工事は終了し上部工の工事を進めており、平成30年5月に竣工の見込みとなっている。面瀬川橋りょうの諸元は以下のとおりである。
構造形式:単線用PRCランガー桁
橋長:L=57.600m、幅員:4.60m
下図の側面図に示したように、堤防の中に橋台が位置する構造となっており、見学時には橋台が見えていたが、盛土工事が終了すると、橋台は盛土の中に埋設された状態になるとのことであった。

  ②意見交換の内容
  設計ではプレロードによる地盤改良が計画されていたが、工期短縮のため深層改良による地盤改良を4万㎥実施したとの説明があった。また、地盤改良に伴う発生土は他の工事の盛土材料に使用するなどの検討が必要となっている。上部工のコンクリート打設については、温度応力解析を行って、弱点部を検討して打設位置を決定したとの説明があった。
また、現段階でもコンクリートの手配が難しいため、1ヶ月前には発注する必要があるとの説明があった。

8.所感
  簡単な構造の設計図であっても、施工が難しいことが多いとの説明があった。施工者との意見交換などを多く経験することにより、施工上の問題点を把握、検討して品質の向上を図ることの重要性を再確認でき、有意義な見学会であった。