・令和5年度 河川講習会


令和5年度 河川講習会 活動報告書

 主 催:(一社)建設コンサルタンツ協会東北支部 技術部会
 共 催:国土交通省 東北地方整備局
 参加者:国土交通省 東北地方整備局 4名
    :建設コンサルタンツ協会   87名 (合計91名)
 日 時:令和5年11月27日(月) 13時20分~16時30分
 場 所:ハーネル仙台3階 蔵王A,B
講演内容:東北地方整備局 奥山河川情報管理官
       『東北地整における河川DXの取組みについて』

     宮城大学事業構想学群 蒔苗教授
       『BIM/CIMによる情報マネジメントと河川インフラDXへの展開』

     技術発表:鳴瀬川総合開発工事事務所 佐々木調査設計課長
       『鳴瀬川総合開発事業におけるCIM活用の取組について』

     パシフィックコンサルタンツ(株) 井上氏
       『UAV写真測量の水理解析への活用について』

 感 想:講演では、インフラ分野におけるDXの背景と現状、DXアクションプランの概要、河川三次元管内図や河川構造物の操作支援システムなど、東北管内の河川DXに関する様々な事例紹介があった。また、河川インフラへのBIM/CIM適用のポイント、情報通信技術との連携事例やその可能性について紹介があった。技術発表では、鳴瀬川総合開発事業の事業監理プラットフォームを用いたCIMモデルの活用事例や効果、三次元データを活用した水理解析と植生消長を考慮した河道解析など、河川事業の効率化に関する話題提供があった。いずれも喫緊の課題である河川DXの推進に必要な最新の知見や動向など、河川技術者にとって有意義な講習会であった。

司会 佐藤 亮 副委員長 開会挨拶 松尾 新二朗 技術部会長
講演 奥山 吉徳 東北地整河川情報管理官 講演 蒔苗 耕司 宮城大学 教授
技術発表 鳴瀬川総合開発工事事務所 技術発表 パシフィックコンサルタンツ(株)
講演での質問の様子(1) 講演での質問の様子(2)
講演での質問の様子(3) 技術発表での質問の様子
閉会挨拶 諸橋 拓実 東北地整河川計画課長 会場の様子